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初心者限定【ウイスキー】が飲みたいに応える

ウイスキーが飲みたい

 

『ウイスキーが飲めるようになりたい』

 

てお願い結構されるんですよね(笑)
お店で直接話せるお客様には、話したり、飲み方をお薦めしたりしてます。

ここでは軽く標準的な流れで、初心者の方の『ウイスキーが飲みたい』に応えていきたいと思います

 

初心者限定【ウイスキーが飲みたい】その①飲み方・5選

 

飲み方をいくつか挙げてみましょう

①ストレート
②ロック
③水割り
④炭酸割り(ソーダ・ジンジャエール・トニック・コーラなどなど)
⑤トゥワイスアップ
⑥ハーフロック
⑦お湯割り
⑧コーヒー
⑨カクテル

 

などなど…結構ありましたね。
ここで、飲みたい=嗜むと考えて、ウイスキーを大人の嗜みとして楽しむのなら、ウイスキー自体の香りや味を楽しんで貰いたいので④のソーダ以外と⑧⑨は除外したいと思います

 

ちなみに⑤がすんなり入ってきた方は、初心者じゃないので、この先読まないでください(笑)

⑤のトゥワイスアップとは、ウイスキーと常温の水を1対1で混ぜ合わせて飲む方法で、ウイスキーはアルコール度数が20〜30度で温度が常温で1番香りを楽しむ事が出来るので、変な言い方ですが、ウイスキー本来の味がストレートよりも楽しめると思います。なので、これはウイスキーが楽しめるようになったら自分好みのウイスキーを見つける時などに試してみてください

 

薦める順番としては

④のソーダ割り始めはレモンを軽く絞るか、ピールする(皮を捻って香りをつける)かして飲んでみてください。
ここで少しずつソーダ量を減らして、ハーフソーダにもっていくのも良いですね

ただアルコール度数への耐性は、ウイスキーを楽しむのとは別なので無理はせずに

次は氷入りの③水割りですね。これも少しずつ水の量を減らしてみましょう。
半分まで減らせば、⑥ハーフロックだし、氷を抜けば、あらら?上級者向けの⑤トゥワイスアップ!

⑥ハーフロックの水を少しずつ減らせれば、とうとう②ロックです。遂に念願の『ウイスキーをロックで!』が言えますよ(笑)

そして、最後に氷を抜けば①ストレートを楽しむことが出来ますね

 

 

□おススメ飲み方・5選
水割り
炭酸割り
ハーフロック
トゥワイスアップ
ロック

 

※この5種類の飲み方を段階的に使い分けていくのがおススメです※

 

ちなみに①②を頼む時は
『チェーサーもください』と付け加えてみよう

チェーサーと言うのは、後を追うものて意味で、水の事です。
アルコール度数の高い飲み物を飲む時は、内臓への負担を考える意味と、ウイスキーの味の変化を楽しむ2つの意味でチェーサーを頼む事をオススメします。
まぁ、ある程度のお店でしたら伝えなくても普通に出てきますので、出てこない時に言うぐらいで大丈夫ですよ

 

初心者限定【ウイスキーが飲みたい】その②オススメの産地・3選

 

まずウイスキーの産地の話ですが、発祥と言われるアイルランドやスコットランド、そして新大陸に移住して行きアメリカ、カナダ。それに、数年前にドラマが有名になりご存知の方も多いでしょうが、スコットランドからウイスキーを学んで持ち帰った日本。

この5カ国が5大産地と言われています。消費量生産量だけでなく、流通量や認知度、経済力、受賞歴などが関係してるのかな

①スコッチウイスキー
②アイリッシュウイスキー
③バーボンウイスキー及びテネシーウイスキー
④カナディアンウイスキー
⑤ジャパニーズウイスキー

 

基本的に同じ国でも様々な味のウイスキーが作られていて、一概に産地でウイスキーを一言では語れませんが一応平均的な味わいでのお勧めです。

 

 

 

 

①1番ライトで初心者向けと言われるのが、カナディアンウイスキー。

□主なカナディアンウイスキー

『カナディアンクラブ』最も有名なカナディアンウイスキー。通称『C.C』と呼ばれ、『C.Cソーダ』はバブル世代〜の方には懐かしいのではないだろうか?

『シーグラム7クラウン』こちらも7の上に王冠の載ったデザインで有名なお酒。またまたバブル期の話で申し訳ないが、シーグラムセブンのセブンアップ割り『7&7(セブンセブン)』が流行った。

 

 

②次にライトなアイリッシュウイスキー(ウイスキー発祥の地と言われるアイルランド)

特徴は単式蒸留機での3回蒸留。蒸留回数が多いと雑味が消えると言われるので飲みやすいものが多い。

□主なアイリッシュウイスキー
『ジェムソン』世界で一番売れてるアイリッシュウイスキーなので、ご存じの方も多いでしょう。次章のお薦めの銘柄に選んでもいいほど飲みやすいです。
『カネマラ』シングルモルトアイリッシュウイスキーで、ピートを使い2回蒸留と他のアイリッシュウイスキーとは一線を画しています。

 

 

③最後はジャパニーズウイスキー(スコッチを元に作られたので基本的にスコッチに近いです)

やはり海外との違いは、仕込み水が全て軟水(軟水のスコッチもあります)

 

□主なジャパニーズウイスキー
『山崎12年』我が国が誇る最高のサントリーのシングルモルトウイスキー。ただ品薄に付き価格高騰中。
『竹鶴ピュアモルト』日本ウイスキーの父・竹鶴政孝の名を冠したニッカウヰスキーの商品。品薄に付きまだ価格の低いピュアモルトを紹介。
『サントリー角瓶』日本の長寿商品。初期製品は前述・ニッカ竹鶴氏が貯蔵してたものをとサントリーの鳥井氏が企画して商品にした。

 

 

初心者限定【ウイスキーが飲みたい】その③オススメの銘柄・5選

 

前述で飲みやすい産地を紹介しましたが、バーボンにも飲みやすい銘柄はあるし、アイリッシュにも癖のあるものもあるのです。

 

①グレンフィディック
シングルモルト・スコッチウイスキー。上品な甘みと洋ナシか青りんごのようなフルーティな香り。

②クラガンモア
シングルモルト・スコッチウイスキー。蜂蜜や紅茶、オレンジやナッツを感じさせる女性的で美しい味わい、軽い飲み口と麦の甘さが特徴的。

③タラモアデュー
アイリッシュウイスキー。ノンピーデッド製法、正露丸臭がしない。香りや、風味のバランスがとれていて、フルーティな甘みとマイルドな味わい。

④ウッドフォードリザーブ
単式3回蒸留の少量生産プレミアムバーボンウイスキー。味わいは濃厚な塩キャラメル、ヘーゼルナッツ、ハニー、レーズンなどの豊かな香り。

 

⑤デュワーズ
ブレンデッドスコッチウイスキー。多くのバーテンダーがトータルで一番に挙げる商品。まろやかでバランスの取れた味わい。ソーダ割りに良く合うので、初心者の出だしの一杯に。

 

初心者限定【ウイスキーが飲みたい】その④ちょっとこだわる・3選

 

ある程度慣れてきたら、色々なウイスキーを試していただきたいと思います。その中でも機会があれば一度味わって貰いたいこだわりのウイスキーを3つ紹介します。

①ローズバンク(シングルモルトスコッチウイスキー・ローランド)
こちらは蒸留所が既に閉鎖されているので現在流通の分がなくなると終了です。香りが印象的なスムースな飲み口の一品。(復活の噂はありますが、近代化による水質の問題から全く同じ物が出来るとは思えません)

②タリスカー(シングルモルトスコッチウイスキー・アイランズ)
潮の香りと強烈なスパイシー感、『舌の上で爆発する』と表現される一本。好みが分かれる玄人好みの味ですが、一度試して頂き、ウイスキーの世界の深さに触れてみてはいかがでしょう?

 

③イチローズモルト・ワインウッドリザーブ(シングルモルトジャパニーズウイスキー)
ビターチョコ、オレンジピールんどのフルーティーな香りと味わい。水を加えるとマイルドに変化するので少しづつ水の量を変えてお楽しみください

 

 

 

読んで頂きありがとうございます。バーテンダーを20年続けてきて何度も言われたお客様からの言葉。

『ウイスキーが飲めるようになりたい』

それに応えて、飲み方やウイスキーの種類を変えては試して提供してきました。その一部を今回紹介させて頂きました。BARではお客様との会話の中で試行錯誤出来ますが、中々文章で不特定多数の方にってなると難しいものですね。

 

これを読んで、あなたのウイスキーライフが少しでも広がる事を願ってます。では、また。

 

 

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仮想会社ニークルスク・代表