起業するのに資金調達の為の創業計画書作成にも、VC(ベンチャーキャピタル)の投資家相手の説明、誰にも頼らないにしても従業員への道しるべ・・・その全てを貴方は説明する義務があります。他人の為ではなく自分の事業の成功だけ考えても事業計画をきっちり立てる事が成功への道となるのは間違いないでしょう。事業計画、語る事が出来ますか?
独立・起業の成功の二本柱の一つ【事業計画】について6ステップで説明します。
1・起業する事業の概要のまとめ
【会社・店舗の基本的情報】
- 事業計画名・・・事業の名称(屋号・商号)、商品やサービス名など
- 事業概要・・・客観的かつ具体的に事業の概要をコンパクトにまとめて説明
- 所在地
- 連絡先
- 代表者・役員について
- 業種
- 開業時期
2・起業の動機
- 経験・・・起業する事業の経験、
- 実績・技術・・・起業する事業での実績や技術
- 資格・・・起業する事業であると有利な資格の有無
- 独立契機・・・何故起業をしようと思ったのか
- 事業内容・・・どんな事をしようとしているか
- 実現するプロセス・・・起業して軌道に乗るまでに行っていく事
3・起業の為の【経営理念】を作る
- 事業の基本方針
- お客様へのGIVE(与えれるもの)
- 社会貢献について
- 上記を踏まえたキャッチフレーズ
2011年3月11日に発生した東日本大震災を機に、日本の事業は変革を成し遂げたと言われています。
事業とは、ただ単に商品を届けるだけの商売でなく、利益を発生させるだけのものでもない。
お客様に感動を想いを一緒に届けるものに変わったのです。
安い野菜を売るだけではなく、何故安く売られてるかのストーリーがお客様を納得させたり、少し高くても地元を応援する商品に人々は心動かされ購入していく流れになってきています。
更に、事業で得た利益を社会貢献に還元し、更なる顧客の感動を産み、購入の流れが出来る『WINーWIN-WIN』の循環を日本中に起こす事が大切だと考えます。
それらを踏まえて、自分が起業する事によって
- どのような事業によって
- お客様に❝”感動とベネフィット❞を届け
- 得た利益を如何に社会に還元するかを
解り易く短いキャッチフレーズで表せるといいでしょう
4・起業する事業の市場分析
ユーザーの動向や、世間のトレンドを調べて、ライバル企業の業績や事業内容の調査をする。自分の参入する事業の将来性を想像する。
3C分析
3C分析とは、ビジネスの市場環境を分析するマーケティングフレームワークです。「Customer(市場環境・顧客)」、「Competitor(競合環境)」、「Company(自社環境)」の3つの頭文字を取って3C分析と呼ばれています。
3C分析を用いることで分析のポイントを絞ります。この3C分析によって発見したKSF(成功要因)を戦略に役立てます
5・起業する事業のビジネスプランを作成する
- 営業する場所
- 商品、サービスの内容や価格帯
- お客様象
- 販売方法
- 広告宣伝の仕方
- 人材雇用・設備投資の規模
SWOT分析
6・起業する事業の中長期戦略をイメージする
3~5年の中期的な展望、資金調達や事業展開。更に長期的10年後の展開までを考えておく
7・起業する為に【事業計画】を立てるのまとめと創業計画書
個人事業主のうち1年で廃業が37.7%、3年で廃業が62.4%。長期的な10年になると、ほぼ9割の88.4%が廃業し、会社を設立した場合は1年で20.4%が倒産、3年で37.3%、長期10年だと64%が倒産・廃業しているというのが現実です。
そのような結果の中で事業を成功させ継続していくためには、ここまで書いてきたようにしっかりとした事業計画が必要となってきます。
またJFC(日本政策公庫)やVC(ベンチャーキャピタル)で投資家を納得させて資金の融資を受ける為にも、しっかりした事業計画を立て計画書を書くのも必要な事だと思います。
また下記にJFC(日本政策公庫)から資金援助を受ける時に提出する【創業計画書】などがダウンロード出来るページを載せておきます
JFC(日本政策公庫)➡https://www.jfc.go.jp/n/service/dl_kokumin.html
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