結論から申し上げますとプロのカメラマンに頼むのが一番です。が、開店準備の資金や色々で大変で余計な出費はしたくないし、なるべく安く済ませたい方に、抑えておくべき3つの基本をお教えします。
※一応、料理撮影はレンズが長めの望遠レンズの一眼レフが一番適してます。
1・料理撮影の重要な技術・光を使いこなす
撮影のコツの一つに光を使いこなす事があります。【逆光】と【自然光】
まず、逆光にも完全に逆から撮影する逆光と横や斜めから撮影する半逆光があります。結論から言うと素人におススメは【半逆光】。なぜなら、逆光で撮るのは技術がいる上に料理正面に影が出来てしまい魅力が半減します。半逆光で撮影すると、料理にハイライトも出てシズル感を表現でき、素材感が出せます。
そして、料理写真に特に言える必要要素【自然光】なので素人は特にライトを利用せずに太陽光のあたる窓際などで撮影しましょう!更に付け加えるなら光を少し和らげてあげる事がポイントです。レースカーテンがあるならカーテン越しの自然光を利用しまよう。
2・料理撮影の重要な技術・立体感を出す
そして次は料理自体に立体感を出してあげる事が重要です。全部の商品が盛り付けで高さを表現出来る訳ではありませんが、高さを作れる商品は極力盛り付けを意識しましょう。具材を上に出すことによって立体感を出せる事だけではなく、その商品には何が使われてるかをお客様に判って貰うという効果もあります。
更に低い位置から撮影することによって、盛り付けた商品の山を強調する効果があります。次の項で説明しますが、最近は俯瞰で撮る(高い位置から撮影)傾向も強いですが、ズームで画像が粗くなったり技術力が必要だったりするので、立体感を意識して低い位置から撮影してみよう
3・料理撮影の需要な技術・寄りで撮る
さて、上記からの受けになりますが、やはり難しさや機材の問題を考えると俯瞰で撮る(高い位置からの撮影)よりは、近くに寄って撮る事をお勧めします。
少し引いて撮影する技術もありますが、素人にお勧めするのは寄りで撮影する事です。寄りで撮影する事で素材感が伝わり、食べる人目線での写真にもなり、熱い商品の湯気などの臨場感を組み込めたりも出来るので、お客様に商品をアピール出来ます。
4・料理撮影の重要な技術・追加編
上記までに説明した基本の3項目に付け加えて次の3点を追加することによって更に最高の料理写真に仕上がる可能性があります。
4-1・3点構成
写真の構成において次に大切な構図です。先ほど説明した商品の具材を立体感を出す為に高く盛り付けましたが、その具材やお皿、お箸、フォークなどを使って四角のフレームの中に三角形を作ってください。これが3点構成・三角構図と呼ばれる技法です。
俯瞰で撮る(高い位置からの撮影)しかないセットメニューや定食メニューなどは、盛り付けで三角構図を作れないので、上記のように配置などで三角構図を作ってください。これをする事によって、安定感が生まれていい写真に仕上がります。
4-2・背景ぼかし
背景をぼかす事によって、メインの料理を浮かび上がらせる事によって美味しそうに見えます。ただ背景をぼかす撮影は一眼レフが必要になってしまいます。一眼レフではF値を小さくし背景をぼかすようにしましょう。
一眼レフが無くてスマホで背景をぼかしたい方はスマホで使えるレンズもあります。ただ最近はスマホのカメラのレベルが上がってるので背景をぼかすのも簡単に出来るようになってきてますが…。
一応、項目3で紹介したレンズもありますが更に本格的なスマホ望遠レンズを下記に紹介しときます。
4-3・編集ソフト
ここまでのやり方で撮影した写真は、そのままでもOKですが編集ソフトを使って更に良い写真に仕上げてみましょう。
【フォトショップ】
一眼レフで撮影したらPCに取り込んでPS(フォトショップ)での編集がおすすめです。ただし有料です。
【FooDie】
食べ物の写真に特化したフィルターが沢山ある無料の編集アプリです。以下のストアからダウンロードしてみて下さい
ここまでで、料理撮影の重要な技術の基本編を終わります。やはりスマホより一眼レフで撮る方がいいし、素人が撮るよりプロに頼んだ方がいいです。
ただ資金面などを考えたり、毎日毎週に新メニューを撮影してる方にとって毎回毎回プロに頼むのもたいへんですね
だから少しでも技術を上げていい写真を撮影し、お客様にアピールしましょう。
後は、裏技として【ぐるなび】なんかでお試し登録のすると、ちょっとしたプロのカメラマンが店や商品の写真を撮影してくれるので、お店の宣伝プラスでサービス的に写真が撮れます。ただ気を付けていただきたいのは、写真の著作権はあなたにありませんので覚えておいてください。
では
光を使いこなし
寄りで撮影して
背景をぼかし
立体感を出し
三角構図を意識して
良い写真を撮影して、お客様にアピールしてください。
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仮想会社ニークルスク・代表